zippo ライター|趣味、道楽研究所 ネットでお買い物!

zippo ライター

zippo ライターは長い歴史と世界的な普及率の高さから
オイルライターの代名詞となっており、
またコピー商品までもが大量に出まわっていることから、
オイルライターの一般名称としても認識されている。
ただし厳密に言えば米ジッポー社の製品以外のコピー商品はジッポーではなく、
またジッポー社の製品でもおなじみの金属ケース耐風オイルライター以外の
製品もジッポーではない。

zippo ライターは、高い耐久性・耐風性と永久修理保証を誇る。
1932年の発売以来、基本構造にはほとんど変化がないが、
外側のケースに様々な意匠を凝らすことで豊富なバリエーションが生じており、
世界各国に収集家が存在する。

zippo ライターは、インサイドユニットと呼ばれる部分と、
それを収納するケースから成る。

その形状は現代に連なる製品では長い間変化していないため、
これが愛好者筋の好む要素ともなっているが、
その初期においては1932年の最初期の製品から
1934年のモデルで1/4インチ高さが低くなっているほか、
1939年には現行の主要モデルに見るような
蓋上部が丸くせり出したモデルが登場している。
角型モデルとも呼ばれる発売以降1941年までのものは、
製品が手作業で作られていたため個体差があったほか、
1936年まではヒンジ部分は外付けとなっているため、
このヒンジを中付けすると元々のインサイドユニットが納まらないという
構造上の違いがある。

インサイドユニットの内部に収められている綿球(レーヨンボール)に
オイルを吸収させ、ウィックに毛細管現象によって吸い上げさせ揮発、気化させる。
フリント(発火石)とフリントホイール(回転するやすりドラム)との
摩擦から発せられる火花によって引火着火する。
火はフタを閉めれば、酸欠によって即座に消える。
インサイドユニットは基本的に1941年より後のレギュラーサイズの
ジッポーライターで共通化されている。
つまりインサイドユニットは同じ機能を持つため、
モデルや販売価格による着火性や動作など性能の差はない。
なおレギュラー以外には、卓上型とスリム型があるが、
卓上型では専用ユニットを使うモデルも過去の製品に見出される。

ケースは、インサイドユニットを収納するボトムケースと
リッドと呼ばれるフタより構成され、ヒンジ(蝶番)で結合されている。
リッドの内側には板が取り付けられている。
この板とインサイドユニットに取り付けられたカムが接触することにより
スムーズな開閉を実現すると共に、
ジッポーライター独特の金属的な開閉音を響かせる。

ケースの材質は真鍮が基本で、デザイン性、意匠性を高めるため
表面にクロムメッキなどが施される。
またケースの材質には真鍮以外に、金、銀 (Sterling Silver) 、銅 (Copper) 、
チタン (Solid Titanium) 等が使われるモデルも存在する。
また過去には、鉄、ニッケルなどで製造されたモデルも存在する。

ケースの底面には、一部のモデルを除き、
1957年よりイヤーコードと呼ばれる記号が刻印されており、
これにより製造年が判別できる。
このイヤーコードは当初、点や線で構成されていたが、
1982年より平行してアラビア数字表記のものが登場、
1985年からは同じく並行してローマ数字で記載されたモデルも出ている。
1986年からはA~Lの12文字で現された製造月も刻印されている。
1936年後半から1967年のモデルまではパテント番号が刻印されていたが、
ジッポーのパテントが切れた同年8月1日以降の製品ではこの刻印が省かれた。
ただし1980年代よりのレプリカモデルでは
一部にこの(古い)パテント番号が記載されているものもある。



zippo ライター人気商品


Powerd by 楽天